冬になるとドアノブなど触ると急に起こる静電気。不意打ちで痛くて不快ですよね。この静電気ですが、起きやすい人とそうでない人がいるとは思いませんか?どんな違いがあるのか、静電気の原因や対策などまとめていきたいと思います。
静電気体質とは?
静電気が起きやすい人のことを「静電気体質」というそうです。
たしかに静電気が起きやすい人と、起きにくいという人がいますが、静電気体質の人は、以下のような特徴をお持ちの人が該当しますのでみていきましょう。
血液濃度が高い人
血液濃度が高いと、身体は酸性状態になり、血液はドロドロしてしまいます。
ドロドロ血になってしまう原因は睡眠不足、ストレス、食生活の乱れなどの生活習慣のバランスが崩れから起こり、体内が酸性になり、結果、血液がドロドロ状態になるのです。
また、
- 冷え性
- 肩こり
- タバコ・アルコール
などの症状や習慣のある方も、血液濃度が高くなっている可能性がありますので、改善するように心がけたり、やめられるものはやめましょう。
こうなってしまうと、体内のマイナスイオンを体に留めておけず、静電気を呼び寄せてしまいます。
血液の状態を改善すると、静電気体質(帯電体質)が治った!と感じる方がいるようですね!
健康にもよく、静電気の発生も防げていいことづくしではないでしょうか。
乾燥肌の人
サンタさんに保湿ジェル頂いたので
— mon@脂肪蓄え中 (@t_mon2) December 25, 2018
バリバリ静電気乾燥肌も和らぐかも?🎅 pic.twitter.com/WGGXDGFkIB
このくらい大容量なら冬の間、静電気も乾燥も防げそうですよね。
お肌の水分量が不足している場合も、静電気を引きつけてしまいます!
水分不足な人は、電気が体に蓄積されてしまい、うまく放電することができず、静電気体質となってしまうのです。
反対に、肌に潤いがしっかりあると、水分のおかげで自然に放電されて静電気が起きにくくなるでしょう。
静電気の原因
なぜ冬になると静電気がおこりやすくなるのかを、実験でもわかりやすく解説されているのでぜひご覧になってみてください。
空気や肌の乾燥
静電気体質の項目でもお伝えしましたが、『乾燥』は静電気の原因になります。
人間の体や空気中にもわずかではありますが、電気が流れているのですが、放電するときに必要なのが水分なんです。
空気が冬は乾燥していて、人間の手の方が水分がある為、電気が移動してきて、ビリっと静電気が起こってしまいます。
摩擦によって静電気が起こる
人は、洋服を着る時や、様々なものに触れることで摩擦が起きてしまうことが多いです。
この摩擦により、電気が体内に蓄積されてしまい(帯電という)、体に留まるといけないので、外に放出しようとします。
そこで発生するのが、静電気というわけなのです。
とくに洋服ならニット素材のものや、ドアノブを触ったりすることの摩擦により、静電気が起きやすくなるでしょう。
食べ物が原因になる場合
静電気体質を改善したいと考えたら、食生活を見直していきましょう。
お菓子やジャンクフードなどの、高カロリーなものばかり食べていると、ビタミンや食物繊維などの体にとって大切な栄養はとれていない状態になります。
手軽に食べられて便利ですし、美味しいのですが、カロリーばかりで肝心の栄養はあまりとれないので、食べすぎはいけませんね。
また肉類ばかり食べてしまうのも栄養に偏りが起こってしまい、血液を濃く、ドロドロにしてしまう原因になるでしょう。
これは静電気だけでなく、生活習慣病などの病気にもつながってしまい、健康にもよくありません。
ですので次は、血液をサラサラにしてくれて、静電気体質を改善してくれるおすすめの食べ物をご紹介したいと思います。
静電気体質におすすめの食べ物
血液をサラサラにするためには、アルカリ性の食品を取り入れることが大切です。
- いも類
- 豆・ナッツ類
- 野菜類
- 昆布などの海藻
- コーヒー
血液に良い成分としてナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウムなどが挙げられます!
ナッツ類ですと、アーモンドなどを間食として取り入れることで、気軽にカルシウムが摂取できますし、納豆には上記の4つのミネラルが全部含まれていておすすめです。
ひじきや胡麻、魚などもナトリウムやマグネシウム、カルシウムなどの血液サラサラ成分が多く含まれているのでたくさん食べていただくと良いですね。
野菜は全般的に摂っていただければと思いますが、静電気はビタミンCを奪うこともわかっているので、レモンやイチゴ、みかんなどを食べたり、キャベツ、ジャガイモなどもミネラルを多く含んでいるので積極的に摂取しましょう。
さらに、意外だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、コーヒーもアルカリ性の飲み物なので、血液濃度を下げるのにおすすめなんです。
さらにコーヒーには、リン酸カリウムという血液を綺麗にしてくれる栄養素が含まれているので、より血液はサラサラになり、静電気体質の改善につながるでしょう。
また、ミネラルウォーターを飲むのも静電気体質を治すことに有効で、代謝を促し、潤いを保つことが出来るので、体に静電気を溜めない方法としてもおすすめです。
静電気体質改善におすすめの食べ物をご紹介しましたが、これだけを取るというのも良くありませんので、適度に肉類なども取り入れながら、バランスの良い食事を心がけましょう。
偏りすぎないことが大切ですよね!
静電気対策
静電気体質についてや、改善する食べ物などわかったところで静電気対策についてまとめていきたいと思います。
肌の保湿・水分補給
【ヌルってしたらごめんなさい】
— ブイゾーン印西店(3年目突入…!全力除菌👍) (@vzone_inzai) January 16, 2022
我が相棒よ。
この冬も助かったぜ👍
静電気、乾燥対策にハンドクリームは欠かせません✨
男性陣よ、手がガサガサなら一度試してみるが良い😤#パチンコ #パチスロ #ブイゾーン#印西市 #ハンドクリーム#二代目は青のやつ#身嗜み pic.twitter.com/dP6Wsfoacy
乾燥が静電気を引き寄せると度々お伝えしていますので、静電気を溜めない方法として『保湿』はかなり有効です。
手や肌や髪に、保湿クリームやヘアオイルを塗って保湿しておくと、自然に放電することの手助けになります。
あちこち触れる機会のある手の保湿はとくにしっかりおこないましょう。
それから、乾燥した空気に触れやすい首や手足もきちんと保湿対策しておくと、なお安心です!
外気に晒される場所は、入念に乾燥対策をしておきましょう。
また、体の中も水分で満たしておくことも大切です。
この時の水分補給はミネラルウォーターがおすすめと先程もお伝えしましたが、静電気を発生させにくい体内電気のバランスに保つため、ミネラルウォーターやアルカリイオン水などを取り入れて、酸性になっている体内を中和しましょう。
室内を加湿する
さっきまで湿度39%でした。何触ってもピリッと静電気。乾燥がハンパない。 pic.twitter.com/oOt5ZD30UG
— クローン病と潰瘍性大腸炎 (@13valley) February 7, 2020
部屋の加湿をおこなっていると、静電気が起こりにくい環境になると言われています。
湿度が25%あたりになると、静電気が起きてしまうでしょう。
乾燥対策やウイルス対策の為にも、最低でも40%は湿度を保てるといいですね。
60%ほど湿度があると、静電気はもちろん、健康面も安心ですよ。
水分量が豊富な湿度の高い状態ですと、静電気は空気中の水分のほうへ逃げていくため、室内が乾燥していると感じたら加湿器を活用して湿度を快適に保ち、静電気を発生させない環境にしましょう。
物に触れる前に地面や壁に触る
@dka_hero いきなりドアノブに触るのではなく、一度壁や地面に触るといいですよ。静電気が地面に流れていくので^^でも汚いので手をつけたら手洗いをお勧めします
— 水夜/みや (@water_night) February 11, 2011
ドアノブなどの金属部分は電気を通しやすいので、コンクリートの地面や、ドア部分、壁などのゆっくりと電気を通してくれるものにまずは触れましょう。
体内静電気の抜き方として、目の前にあるものでできるのでかなり有効な方法だと思います。
こちらの方が言われるように、触った後は手洗いをされると清潔ですし、その時保湿もできれば静電気の被害に遭うことはなくなるでしょう。
静電気対策におすすめのグッツ
さらにグッツを身に付けると安心ではないでしょうか!
ダイソーなど100円ショップにも取り扱いがありますし、
スタイリッシュで取り入れやすいものも豊富なので選ぶのも楽しいと思います。
静電気軽減ブレスレット
【ヨドバシカメラx静電気除去グッズ】
— ヨドバシカメラ【公式】 (@Yodobashi_X) January 20, 2019
もう冬のドアノブや車のドアも怖くない‼️
デザインの可愛さだけで無く、その実力も折り紙付き✨
チャーム裏面に組み込まれた導電性繊維が静電気をしっかり軽減❕
頼れる便利アイテムです😊ぜひお試しを❕https://t.co/XwB6aHfhHD#静電気 #乾燥 pic.twitter.com/fE8Y8t6jKn
デザイン性の高い、こんなタイプのブレスレットもあります。
これですと、お子さんもヘアゴムとして使用すると違和感なく静電気対策していただけますし、男の子も取り入れやすいデザインではないでしょうか。
これ以外にも男性や大人の女性も取り入れやすいシンプルなデザインのものや、緊急で必要な時は100円ショップにも取り扱いがあるのでおすすめですよ。
静電気除去キーホルダー
家の鍵や車のカギのキーホルダーを静電気対策のものに変えるのはいかがでしょうか?
静電気は起こりやすい場面で、すぐ使えるのがありがたいですですよね。
キーホルダーは、金属やゴムなど通電しやすい素材で作られているので、ドアノブなどにあてて静電気を防ぐとが期待できます。
ただし、キーホルダーは小さいこともあり、静電気除去に時間がかかるという点があります。
あちこちゆっくりあてて、静電気をしっかり撃退してから車や家のドアノブを触りましょう。
静電気除去シート・シール
シートやシールタイプはドアや壁などに貼っておき、ドアノブなどに触れる前に触ることで、静電気を予防することができます。
これなら持ち運んだりしなくて済むので、紛失や忘れたりなどを防ぐこともできますのでおすすめです。
スマホに貼るようなタイプもあり、触るだけなのでこちらも手軽に静電気予防を行うことができるでしょう。
家や職場など、複数に貼りたい方などはセット販売されているものもありますし、デザインもインテリアに合わせて選んで頂きやすいかなと思いますので、ぴったりのものを探されてみてください。
静電気軽減スプレー
スプレータイプですと、洋服、カーテンや家具など様々なものに使用できるのがメリットだと思います。
ただし、あちこち使いやすい分、消耗が早いので、切らさないよう残量に注意が必要です。
使う場所としておすすめなのは、コートの裏や、鞄と洋服が触れる部分など、摩擦で静電気が発生しやすい場所にスプレーするのをおすすめしたいと思います。
花粉やホコリなどの付着防止もしてくれますし、持ち運びもしやすく、外出先でもサッと対策できるのも魅力ではないでしょうか。
またパソコンのマウスやキーボードなどの電子機器に使用することのできるタイプのスプレーもあるので、パソコンの故障防止対策にもおすすめです。
まとめ
今回は静電気体質についてや、静電気対策におすすめの食べ物、対策やおすすめグッズなどをお伝えしました。
冬は乾燥に加えて静電気まであり、少し憂鬱になることもありますが、グッズなども用いながら静電気は乗り切りたいですね。
グッズ紹介をさせて頂きましたが、それらを使わず、食生活や生活習慣の改善をおこなって、体調も整えながら静電気の被害にも遭いにくい、健康な体つくりにも取組めるとなおいいのではないでしょうか。
静電気をきっかけに、体の内側のことも考えられるといいですよね!