手軽に作れるマフィンはプレゼントにはピッタリですよね!でも、プレゼントの時にしか使わないから専用の型を買うのはちょっと…躊躇っている方もいらっしゃるでしょう。そんな方おすすめしたいマフィン型の代用品をご紹介します。
マフィンの型とは
マフィンはベーキングパウダーや小麦粉に卵や牛乳、バターを混ぜて型にいれ、オーブンで焼き上げるお菓子ですね。そのため、型はオーブンの熱に耐えられるような耐熱性の高いものを選ぶ必要があります。専用のマフィン型はプレートに複数穴が開いていて、そこに生地を流し込んで焼き上げます。プレートは基本的に金属やシリコンのものが多く、オーブンの熱に耐えることができます。代用品を選ぶ時にはその点に注意して選ぶと良いでしょう。
マフィン型(マフィンカップ)の代わりになるもの
マフィンカップでマフィン型の代用
マフィンカップとは、1個1個分離したマフィンを焼くためのカップになります。マフィン型はプレートに複数穴があり、そこに生地を流して焼き上げるため、1度に複数個焼くことができますが、マフィンカップは1個の使用で1つのマフィンが出来上がります。その代わり、マフィン型より大きいものを作ったりと自在に大きさを変えられるところが利点です。また、マフィンカップは他のお菓子作りにも使用することができ、蒸しパンやカップケーキ、マドレーヌなどにも使用することができます。そのため、1つ持っておくと複数種類のお菓子を作ることができるため、持っておいて損はないでしょう。
シリコンカップでマフィン型の代用
お弁当を作る時に、具材同士の味が混ざらないよう、小分けにするために、シリコンカップを使っている方も多いのではないでしょうか。その弁当用のシリコンカップでもマフィンを作ることができます。シリコンカップは大きさも様々で、色の種類も豊富なため、それで焼き上げるとカラフルなマフィンができそうですね。しかし、シリコンカップにはそれぞれ耐熱温度が決まっており、種類によってはオーブンでの熱に耐えられないものもあるため、ご家庭にあるシリコンカップが何度まで耐えられるか、把握しておく必要があります。せっかくの可愛いマフィンにシリコンが溶け出していると悲しいですよね。必ず調べてから使用しましょう。
アルミカップでマフィン型の代用
アルミカップは100円ショップなどに売ってますよね。耐熱性が高く、大きさも様々なので、気分によって型を変えることができますね。ただ、アルミカップだけだと、生地を流し込んだ時に漏れ出したり形が変わってしまうこともあるため、何か耐熱性のある器などに入れたアルミカップに生地を注ぐと、漏れ出さずに綺麗に流し込むことができます。また、コピー用紙などの紙を短冊のように細長く切り、端と端をホッチキスで止めて丸を作るだけでも、アルミカップの補強になるので、手軽でおすすめです。もしアルミカップがない時には、切り取ったアルミホイルの上に好きな器を載せて型を取るだけで自作のアルミカップが出来上がりますよ。
セルクルでマフィン型の代用
セルクルとは、チーズケーキやタルト生地など、ケーキを焼く時の型です。普通のケーキ型と違い、底が開いているのが特徴です。ケーキを焼くときもオーブンを使用するため、耐熱性はバッチリですね。底が開いているため、生地を注ぐ時には必ずクッキングシートなどを全体に敷いてから流し込む必要があります。少し大きめのケーキ型でマフィンを焼くと、中に具材を入れたり、アレンジの幅が広がりそうですね。
ココットでマフィン型の代用
ココットは様々な料理やお菓子に使われていますよね。フォンダンショコラや、ブリュレ、ミニサイズのグラタンなどにも使用できるでしょう。そのため、耐熱性は問題ないですね。最近は100円ショップにもココットは売られているため、とっても手軽に手に入れることができます。マフィンだけでなく、様々な場面で使用できるところは嬉しいですよね。
マグカップでマフィン型の代用
マグカップでもマフィンは作ることが出来ます。ココットと比較するとやや大きめな仕上がりになりますが、その分隠し味として中にに具材を入れたり、混ぜ込んだ具材をたくさん散りばめたりできるため、出来上がった時の満足感はココットよりあるかもしれません。1つ注意点は使用するマグカップがオーブンの熱に耐えられるか、耐熱性はどこまであるかの確認を行う点です。せっかくのお気に入りのマグカップで作るのだから、マグカップに傷をつけることなく、楽しい思いで作り上げたいですね。
お菓子の缶でマフィン型の代用
手土産やプレゼントでよく頂く、お菓子の缶は、家に取ってあるわ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。それもマフィン型の代用として使うことができます。最近は缶にも可愛らしい絵が描いてあるなど、華やかですよね。出来上がりはきっと可愛くできるはず。四角い缶だったら、いつもと一風変わったマフィンに仕上がりますよ。生地を注ぐときにはクッキングシートなどをきちんと敷いて使用してくださいね。
茶碗蒸し椀でマフィン型の代用
茶碗蒸しを自宅で楽しまれている方はご自宅にあるのではないでしょうか。茶碗蒸しは最後に蒸し器で蒸し上げるため、耐熱性は高いのですが、オーブンで使用できるのは陶器や磁器などの素材で出来たものを使用しましょう。また、装飾に金箔、銀箔や色絵があるものは、オーブンが故障する原因となりかねないため、使用するのであれば椀がそれに該当しないかは調べて使用してみてください。椀でマフィンを焼くと、和と洋が混じった素敵なマフィンになること間違いなしです。また、大きさも1人分にはちょうど良いため、一石二鳥ですね。
プリン型でマフィン型の代用
プリン型でもマフィンを焼くことが出来ます。どの型にも言えることですが、型に直接生地を流し込んでしまうと、生地が型に引っ付いてしまい、取り出しにくくなってしまいます。生地を塗る前にクッキングシートを敷いたり、バターを型に塗り広げて置くと、マフィンが型にくっつかずに取り出しやすくなりますよ。
カヌレ型でマフィン型の代用
最近流行中なのがカヌレですよね。パン屋さんでも見かけることが多くなっています。中はもちっと、外はカリッと仕上がっているのが特徴的ですよね。そんなカヌレ型でもマフィンを作ることができます。カヌレは独特の形をしてるため、マフィンもそのような形に仕上げることができます。いつもと少し変わったマフィンを作りたい時にはおすすめですね。
牛乳パックでマフィン型の代用
牛乳パックでもマフィンを作ることはできます。牛乳パックの上辺を切り取って好きな高さに整えるだけで、型になります。四角い型も普段の丸とは違って良いですね。ただし、牛乳パックを使用する時にはアルミホイルを全面に巻いて使用するようにしましょう。
紙コップでマフィン型の代用
紙コップでもマフィンは作ることができます。最近は白い紙コップだけでなく、色んな色や絵が描かれた紙コップがあり、仕上がりがとても可愛く出来そうですよね。また、100円ショップで手軽に購入できるところも、使用したい点の1つです。しかし、こちらも牛乳パックと同じく、全面にアルミホイルを巻いてから焼き上げる必要があります。
牛乳パックと紙コップの注意点
牛乳パックと紙コップは、それぞれ耐水性に優れていますよね。それは「ポリエチレン」という物質を紙の水に当たる面に使用しているからです。この物質は110度以上で溶ける性質を持っているため、オーブンで使用した際には間違いなく溶け出すでしょう。食品に直接触れる部分へ使用している物質のため、体内に入ったとして影響は少ないと考えられますが、人によっては影響が出る可能性があります。また、溶け出したポリエチレンの影響で紙が柔らかくなり、穴が開いたり形が崩れる、発火するなどの危険性もあります。そのため、使用する際には必ずアルミホイルで巻いて、少しでも安全に使用するようにしましょう。
マフィンカップがない時の代わりまとめ
マフィンの型はマフィンだけでなく、他のお菓子や料理にも応用ができるものが多かったですね。専用の型を買ったとしても、ほかの場面でも使用できそうで、一石二鳥です。どの型が1番マフィン型として使いやすいか、試してみてくださいね。