少々高価で、なかなか手が出しにくい、果物。ビタミンたっぷりで、甘くて美味しい果物ですが、買って食べるのには贅沢だと感じてしまうこともあるでしょう。
今回は、コスパの良い果物を紹介していきます。
コスパが良い果物一覧
バナナ
価格 | 100円~200円 (1房) |
旬 | 一年中 |
栄養素 | カリウム 食物繊維 ビタミンBなど |
コスパ |
価格が安く、コスパが良い果物で真っ先に思い浮かぶのは、バナナではないでしょうか。
価格は時期によりますが、一房100円から、高くても200円ほどです。
1本食べるだけで満腹感を味わうことができるので、朝食や軽食にも持ってこいです。
また、栄養素も多く含まれており、例えば食物繊維は便秘解消に効果がありますし、ビタミンBは体の疲れを取ってくれる効果があります。
私たちに良く慣れ親しんだ味ということもあり、毎日食べても飽きることなく、最強のコスパを誇る果物と言っても過言ではないでしょう。
一人暮らしの方でバナナを購入する際に気を付けたい点は、賞味期限です。気温が低い秋から冬は、7日~10日ほど日持ちしますが、気温が高い春から夏にかけては2日~4日程度が目安になります。まとめて買いをする場合は、季節を考慮しましょう。
ちなみにバナナの食べ頃は、シュガースポットと呼ばれる、表面の黒い斑点が目印となります。丁度良い熟し加減のバナナを食べることができますよ。
筆者的バナナの食べ方
バナナを食べる理由は安いという事もありますが、手軽で栄養満点という事にあります。
そこで筆者は朝ごはんをバナナにしてちゃちゃっと済ませています。
バナナに加え、オートミールを使用すると、低カロリーで栄養豊富の個人的におすすめの朝ごはんになります。
忙しい朝でも手軽に食べられ、しかもダイエットや栄養面もカバーできます。
大容量のオートミールはとってもお得です。
物足りない人はチョコやココアで味付けするとさらにおいしく食べられますよ!
りんご
価格 | 100円~200円 (1個あたり) |
旬 | 8月~12月 |
栄養素 | カリウム 食物繊維 ビタミンCなど |
コスパ |
バナナ同様、コスパの良さ満点を叩き出しのが、安さ、食べやすさ、栄養など様々な要素が沿っている、りんごです。
りんごはスーパーやコンビニなど、どこでも手に入れることができ、1個あたり100円前後で購入ができます。
「風邪をひいたらりんごを食べる」と言われるりんごは、風邪予防効果のあるビタミンCや、血圧を下げる効果があるカリウム、胃の調子を整えてくれる食物繊維など、栄養素が多く含まれています。
また、旬は8月から12月ですが、スーパーなどでは一年を通して販売されているということもあり、私たちにとって身近で手にしやすい、コスパ最強の果物がりんごなのです。
キウイフルーツ
価格 | 80円~120円(1個あたり) |
旬 | 一年中 |
栄養素 | カリウム 食物繊維 ビタミンCなど |
コスパ |
続いてのコスパ最強の果物は、キウイフルーツです。
キウイフルーツの特筆すべき点は、何と言っても豊富な栄養素でしょう。風邪予防効果があるビタミンCを筆頭に、食物繊維やカリウム、鉄、マグネシウム、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンKなど、非常に多くの栄養素が含まれています。
キウイフルーツはたくさんの果物の中で、トップクラスに栄養素が豊富なのです。
実の部分が黄色であるゴールデンキウイの場合、その栄養価は更に増加します。
毎日キウイフルーツを食べている人は、相当効果的な風邪予防をしていると言っても過言ではないでしょう。
半分に切れば、あとはスプーンで食べるだけという手軽さもメリットですし、1個あたりの価格が安いという点もコスパが最強である所以です。
みかん
価格 | 500円~700円 (1kgあたり) |
旬 | 10月~3月 |
栄養素 | ビタミンCなど |
コスパ |
冬におなじみの果物と言ったら、みかん。みかんもたくさんのビタミンCが含まれます。
私たちにとってお馴染みの味とうこともあり、毎日食べても、何個食べても飽きないという点が、みかんの特徴です。
箱で買っておけば毎日食べることができ、それだけで風邪の予防になります。
価格は1袋(1kg)で大体500円から700円、箱売りだと5kgと10kgのものが多く、2000円から4000円ほどになります。
賞味期限が2週間から1か月なので、長持ちするという点も魅力的です。
ぶどう
価格 | 400円~800円 (1房あたり) |
旬 | 一年中 |
栄養素 | ビタミンC ビタミンB ポリフェノールなど |
コスパ |
ぶどうは様々な種類があるので、種類によって価格にも差があります。
例えば少し高級な種類でお馴染みのシャインマスカットは、種がなく、皮ごと食べることもでき、上品な甘さと爽やかさがあるぶどうで、贅沢したい時におすすめです。
コスパが良い種類でおすすめしたいのは、種なしぶどうのデラウェアです。
デラウェアは食べやすいという点、ぶどうの中では価格が安いという点が特徴ですが、果物の中でトップレベルの甘さを誇る種類でもあります。
甘い果物がお好きな方にとっては、コスパが良い果物ではないでしょうか。
いちご
価格 | 300円~ (1パックあたり) |
旬 | 12月~3月 |
栄養素 | ビタミンC アントシアニンなど |
コスパ |
ここからは、コスパという点では少し劣ってしまいますが、スーパーで手に入れることができる、ご褒美として買いたくなる果物を紹介していきます。
まずは、いちごです。
冬が旬のいちごは、12月から3月頃であれば、甘くて美味しいものを手に入れることができます。
スイカ
価格 | 200円~300円 (1kgあたり) |
旬 | 6月~9月 |
栄養素 | カリウム ビタミンC ビタミンBなど |
コスパ |
夏が旬のすいか。
1玉を買うのは少々勇気が必要ですが、半分サイズや4分の1サイズで販売されているものがありますし、食べやすいサイズにカットされ、パックで販売されているものもあります。
それらを購入すれば、比較的コスパ良くスイカを食べることができるでしょう。
パイナップル
価格 | 300円~500円 (1玉あたり) |
旬 | 一年中 |
栄養素 | 食物繊維 ビタミンC ビタミンBなど |
コスパ |
スイカ同様、パイナップルも1玉で購入するのは勇気がいりますよね。
そんな時は、カットされたパイナップルがおすすめです。
パイナップルは食物繊維が豊富に入っており、栄養価が高いという特徴があります。
オレンジ
価格 | 100円前後 (1個あたり) |
旬 | 一年中 |
栄養素 | カリウム ビタミンCなど |
コスパ |
オレンジはみかんよりも少々値段が高く、私たちが普段手にする機会は、他の果物に比べてそれほど多くないと思われます。
しかし、みかんより一回り大きく皮も分厚いオレンジは、その分果実が肉厚で、ほどよい酸味と甘味があり、「味はみかんよりも好き」という方もいらっしゃいます。
コスパは3点という結果でしたが、たまに食べたくなる果物ではないでしょうか。
グレープフルーツ
価格 | 100円前後 (1個あたり) |
旬 | 一年中 |
栄養素 | カリウム ビタミンCなど |
コスパ |
酸味が強いグレープフルーツ。
普段からグレープフルーツをよく食べるという方は、他の果物に比べて少ないのではないでしょうか。
グレープフルーツの特徴は何と言っても、クセになる酸味。
そのまま食べるのはもちろん、お酒やジュースなどに入れても美味しく味わえる果物です。
果物を安く買う方法
食べたくても、高価でなかなか手が出しにくい果物。
そんな果物を安く手に入れるには、以下のような方法があります。
- スーパーの見切り品を買う
- 直売所や道の駅で買う
- フルーツ定期便などの通販を使う
- ふるさと納税を活用する
それぞれについて、具体的に紹介していきましょう。
スーパーの見切り品を買う
まず、最寄りのスーパーで安く手に入れる方法は、見切り品などの値下げされた果物を購入するという方法です。
売れ残ってしまった果物や、賞味期限が近付いてきている果物は、割引になっていたり、価格が下げられていたりするのです。
その瞬間を逃さずゲットしましょう。
時間帯は、閉店間際がおすすめです。スーパーによっては、見切り品専用のコーナーができており、値下げされた商品がまとめて置かれている場合もあるので、普段から要チェックです。
直売所や道の駅で買う
スーパーなどの小売店を介さず、農家が収穫した果物を直接販売している直売所では、比較的安価に手に入れることができます。
直売所とは、都心ではあまり見かけないかもしれませんが、個人で営んでいる小さな直売所やJAの直売所、道の駅にある地元産の商品を販売しているコーナーなどのことを言います。
また、インターネット上で野菜を農家から直接購入できる、ネット直売所というジャンルもあります。有名なところで言うと「食べチョク」など。
果物だけでなく、野菜などたくさんの農産物を買うことができます。
購入した商品は早急に届くので、収穫から24時間以内のものもあるほど、新鮮な果物や野菜を手に入れることができるという点がとても魅力的です。
フルーツ定期便などの通販を使う
「様々な種類の果物を食べたい」「一人暮らしだから、1種類の果物だけを買っていたら高くつく、食べきれない」という方におすすめなのが、フルーツ定期便です。
プロが選んだ様々な種類の果物が箱に詰められ、配送で届きます。
1箱2000円から4000円ほどの価格で、毎月1回、旬の果物が定期的に送られてくる仕組みです。
少々高価かと思うかもしれませんが、人によっては、スーパーなどでその都度果物を買うより、フルーツ定期便に支払う方がお得になるという方もいるのではないでしょうか。
おすすめ!
ふるさと納税を活用する
誰しもが必ず払わなければいけない税金ですが、所得税と住民税が控除になるふるさと納税を活用し、果物を手に入れるという方法もあります。
ふるさと納税は、応援したい市町村へ寄付し、お礼にその地域の特産品をもらうというシステムです。
寄付額によっては、誰しもが払わなければいけない所得税や住民税が控除されますし、寄付する市町村は自分の住んでいる地域に限らないので、お礼品目当てで納税をするという考え方でも良いのです。
お礼品は地域によって様々で、農産物や工芸品、お酒、スイーツなどバラエティに富んでいます。その中から好みの果物を見つけられれば、税金を支払った分、果物を手に入れることができるということになります。
「ふるなび」や「ふるさとチョイス」などのサイトで、ふるさと納税でもらえるお礼品を探すことができるので、ぜひチェックしてみてください。
果物の代用
「果物を食べたい!」と思った時、生の果物を買うという選択肢だけでなく、加工された果物を買うという選択肢もあります。
例えば、みかんや桃、ミックスなどがある、フルーツの缶詰。
また、料理にも使える、ドライフルーツなどがあげられます。
缶詰
缶詰には、以下のようなメリットがあります。
- 価格が安い(1缶100円~300円)
- 食べるまでに手間がかからない(皮をむく必要がない)
- 長持ちする
- 非常時にも役に立つ
缶詰であれば、蓋を開けさえすればそのまま食べることができるので、皮をむくといった作業が発生しません。
そのまま食べても味は生の果物と遜色ありませんし、ケーキやスイーツなどに用いることもできます。
さらに賞味期限も長く、保存食としての役割もできる缶詰。
生の果物と比べて新鮮さや種類数は劣りますが、果物を安く手に入れることができる、便利な商品だということが分かっていただけたかと思います。
また、缶詰の技術は素晴らしく、果物の栄養もしっかり閉じ込められた状態になっています。缶詰だからといって果物の栄養素が無くなっている、なんていうことがないのです。
ドライフルーツ
ドライフルーツといえば、一昔前の日本ではプルーンやレーズンがお菓子などに使われる程度でした。
しかし、最近では普段目にする果物であれば、一通りはドライフルーツとして販売されているほどに、様々な種類のものがあります。
人気のいちじくやマンゴー、オレンジ、いちご、パイナップル、キウイなど、どれもそのまま食べても非常に美味しいのです。
生の果物を乾燥して作られるドライフルーツですが、水分を抜くことで、カロリーが高くなるという特徴があります。
そのため、カロリー補給として口にする時は数粒でエネルギーになるというメリットはありますが、食べすぎには注意が必要です。
他には、腸の働きを助ける食物繊維や鉄などが含まれるミネラルは増えますが、ビタミン類は減ってしまうという特徴もあります。
「果物の味を楽しみたい」「カロリーや食物繊維、ミネラルを効率よく摂取したい」という方にとっては、ドライフルーツという選択肢もあるのではないでしょうか。
コスパの良い果物まとめ
今回は、コスパの良い果物を紹介してきました。
- バナナ
- りんご
- キウイフルーツ
- みかん
- ぶどう
- いちご
- スイカ
- パイナップル
- オレンジ
- グレープフルーツ
具体的には、上記の果物が、コスパが良いという結果になりました。
また、果物を安く手に入れるには以下のような方法がおすすめです。
- スーパーの見切り品を買う
- 直売所や道の駅で買う
- フルーツ定期便などの通販を使う
- ふるさと納税を活用する
ぜひ参考にしてみてください。
果物を食べるならあって損はない商品
こだわり、希少な果物の定期便なら!