スープ・ミックスジュース・離乳食など、ミキサーやフードプロセッサーが食事作りに欠かせないという方も多いと思います。今回は、ミキサーやフードプロセッサーが使いたいのに壊れていたり、持っていないという方のために代用品をご紹介します。
①泡立て器
泡立て器あるとケーキ作り楽だなー
— たんかり (@39_magnolia) February 16, 2015
ミキサーやフードプロセッサーを使って材料を混ぜると早く楽にできますが、泡立て器でも代用できます。
手で攪拌するのでとても疲れますが、均一で細く滑らかに仕上がります。力を入れすぎると手が痛くなるので根本を軽く持ちましょう。
ケーキの材料や卵焼きやお好み焼き作りに。茹で卵を細かく砕くのにも使えます。
ペースト状にしたりたくさんの材料を混ぜ合わせることはできません。すり鉢・マッシャー・ハンドブレンダーなどと併用するのがおすすめです。
②ハンドミキサー
初挑戦。ハンドミキサーあるとメレンゲがすぐできるので楽しい。 pic.twitter.com/Q1hzTlyl77
— じゃも~~~ (@jajamono) June 22, 2021
電動式泡立て器のことを「ハンドミキサー」と呼びます。自動で泡立ててくれるのでメレンゲや生クリームを作るときに大活躍。メリットは手が疲れずに早く仕上がること。デメリットは固いものを混ぜ合わせるのが難しい。したがって、あらかじめすり鉢・マッシャー・ハンドブレンダーなどで潰してからハンドミキサーにかけると固い食材でも一緒に混ぜ合わせることができます。
お菓子作りで生地を作ったり、ドレッシングやソース作り、水分の多い果物でジュースを作ることができます。
③スケッパー
スケッパー買ってやっと人生で1番マシにできた「スコーン〉 pic.twitter.com/mTPUm2HdbP
— みそあん (@toi5307) June 20, 2021
スケッパーとはお菓子作りで使われる薄いカードのような道具です。
小麦粉などの粉類にバターを加えてすり混ぜ、そぼろ状にできるのでフードプロセッサーの代用品になります。
食材を混ぜながら切ることができます。柔らかい食材ならみじん切りにすることも可能。
しかし、水分の多いスープやジュースなどは作れないので、泡立て器やハンドミキサーを使いましょう。
スケッパーを持っていない方は木べらやお好み焼きの時に使うコテでも同じように使えます。
④すり鉢
長野で買ってきたリンゴでケーキ焼いてみた。
— ぐりずりー改 (@grizzly_bigboy) October 25, 2020
アーモンドプードルの買い置きがあると思ったらなくてとりあえずアーモンドとくるみすり鉢で潰して代用。。
見栄えはすごく良いね。 pic.twitter.com/POM5Avk4D6
すり鉢に食材を入れてすりこぎ(木の棒)ですり潰すとペースト状になるので、ミキサー・フードプロセッサーの代用品になります。手間がかかりますが、ミキサーやフードプロセッサーより細かく仕上げることができ、少量のメニューの時に役立ちます。
食材をすり潰すだけではなく、調味料を加えながら味を整えることもできるので、とろろや胡麻和え、白和えなどの副菜で力を発揮。少量だと、肉や魚をミンチ状にしてつみれや団子も作れます。
和食だけではなく洋食のソース作りにも便利。フルーツソース、バジルソース、ナッツソースなども作れます。作り方は食材を包丁で細かく刻んだ後、すり鉢の中で調味料と混ぜ合わせて完成。
スープを作るときは食材をすりこぎですり潰すか、包丁で細かくしてから適量の水分を入れて泡立て器で混ぜると、簡単に作れます。
⑤マッシャー
朝寝をまったくする気配のない息子を夫に任せにんじんの離乳食作り。すり鉢がなくボウルとマッシャー+おたまで代用したけど力いるし大変すぎるε-(´∀`; )
— SHINO🐧1y♂✨ (@SHINO_hatt) April 12, 2020
とりあえず今日すり鉢買ってこよう! pic.twitter.com/F8aatd5kt0
茹でたジャガイモを潰すときに使うマッシャー。力加減や回数によって、食材を滑らかなペースト状にしたり、塊を残すこともできます。果物を潰してジュース作りや赤ちゃんの月齢に合わせて、細かくしたりペースト状にしたり、離乳食にも使えます。他にも少量で大きめに砕くならお玉やスプーンやフォークでも代用できます。
液体を混ぜ合わせることができないので、泡立て器との併用がおすすめ。
⑥裏ごし器
さっきぷりおの介護食を作るミルサーが壊れちゃったよ~(=`ェ´=)参ったなぁ。今日は無理だから明日、買いにいかないと。とりあえず裏ごし器で代用。 https://t.co/TVmQrppQlZ #PetSmile #猫 #ミックス
— ちよ (@pura0511) January 24, 2016
裏ごし器とは、細かい網目に木べらやゴムベラで押さえつけながら潰し、食材をきめ細かい食感に仕上げる調理器具です。
時間はかかり大変ですが、ミキサー・フードプロセッサーの代わりに使えます。裏ごし器がないときは、ザルや味噌汁作りに使う万能こし器でもOK。
食材をマッシャーや包丁で小さくした後、裏ごしするととてもなめらかに。他の材料との馴染みもよく、この一手間で格別な口当たりの良さになります。
ポイントは、でんぷんの多いじゃがいも・さつまいも・栗などは熱いうちに裏ごしすること。冷めると硬くなり作業しにくからです。裏ごし器に食材をのせすぎるとこぼれてしまうので少量ずつおきましょう。
ポタージュスープ・スイートポテト・栗きんとん・ジャム・離乳食など幅広い料理に役立ちます。
⑦ビニール袋
今回の西京味噌の仕込みはガガ〜ってせずにすりこぎで空気をたくさん取り入れながらの手作業でした😊
— おけい (@okei_kaiun) March 18, 2021
ブレンダーやミキサーなくても すり鉢なければビニール袋に入れて叩き潰すもありかと思います😊
最終的に西京味噌のゆるさ加減はお好むで決めてもらいます。
工程が簡単ですからお家で再現可能❣️ pic.twitter.com/Q3yXHuVFYa
ビニール袋は代用品におすすめです。どこのお家にもあるし洗い物の手間が省けるのが嬉しい。何より安い。
バナナなどの柔らかい果物なら袋の上から手で揉んで潰せます。その後、牛乳や豆乳やはちみつを入れてビニール袋を縛ってよく振るとスムージーの完成。固いリンゴやにんじんなどは、手間ですが、すりおろし器で最初に細かくしておけばビニール袋の中で一緒に撹拌できます。
ナッツやクッキーなど固いものは、ビニール袋に入れてすりこぎやめん棒で叩くと細かくなりお菓子作りなどで活用できます。
メレンゲだって簡単に作れちゃいます。まずはビニール袋の中に卵白・グラニュー糖を入れて手で揉みます。
その後、袋の中に空気を入れて硬く結んで数分振るだけ。
泡立て器でやるととっても疲れますがビニール袋だと簡単です。
洗い物が無いのも楽ですね。
⑧すりおろし器
バナナすりおろし器で削ってみたらめっちゃいい感じになった!ミキサーめんどくさいなあと思ってたんだよね〜😚 pic.twitter.com/ctaOJH4qGt
— こじま (@negaisage) March 11, 2020
秋刀魚の塩焼きや和風ハンバーグなど少しあるだけで嬉しい大根おろし。刃の大きさや素材によって、ふわふわやザクザクなど食感を変えることができて面白いです。すりおろし器がお家にある方も多いですよね。
代用品にするメリットは、ミキサー・フードプロセッサーは設置する手間がかかりますが、簡単に準備できます。二つに比べると洗い物も少しで済みますね。デメリットは力がいるので、手間がかかってしまうこと。ハンバーグに入れる玉ねぎやにんじん、つけダレに使うしょうがやニンニク、離乳食など少量の食材がおすすめです。
混ぜ合わせることができないので、泡立て器・ビニール袋・ハンドブレンダーなど撹拌用の道具と併用して下さい。
⑨ハンドブレンダー
今日のごはん🍚😋
— ミキティ妻 (@mikity_dekiai) June 16, 2021
・鶏肉の大葉チーズ焼き
・かぼちゃの冷製ポタージュ
・きゅうりの梅肉はちみつ和え
・鶏皮ポン酢
届いたばかりのハンドブレンダー使ってポタージュ😘💕
旦那さんの大好きなかぼちゃで作ったから喜ばれること確実!!#ミキティ飯 pic.twitter.com/MvL4hLT4Vo
ハンドブレンダーは、食材を「砕く・潰す・混ぜ合わせる」の役割があるのでミキサー・フードプロセッサーの代用に最適です。
手で持って移動して使えます。なので、鍋の中やボウルの中でも使えてとっても便利。スープ・スムージー・つみれ・お菓子作りなどの調理に。
泡立て器がつけられるものもあるので、ホットケーキの生地作りやホイップクリームなども力を使わず簡単に作れます。
一度に食材を細かくして撹拌するので時短になりますが、洗う時、刃の間など食材が入り込んで少し洗いにくいかもしれません。
⑩エッグカッター
いま離乳食ストック作り中なんだけど、エッグカッターで里芋スパンスパン切れて最高に楽しい🥺💕 pic.twitter.com/I3xVjqjCNe
— まよ👶🎀1y♀ (@mamayo40329474) October 2, 2020
エッグカッターとは、茹で卵を輪切りにしたり半分に切る調理道具です。ピンと張ったワイヤーでカットするので、卵の黄身がくっつきにくくきれいに切れて洗い物もしやすい。均等に切ってくれるので、サラダやラーメンの上にのせると時見栄えもgood。写真映えもしますね。
色々な種類のものが出ていて、みじん切りや4等分にもできます。一般的な輪切りタイプのものでも茹で卵の向きを変えて、縦横とカットすればみじん切りにできます。タルタルソースやポテトサラダに使えます。
茹で卵以外にも、柔らかく茹でたジャガイモやアボカド、マッシュルームなど柔らかいものはカットできます。少しだけ切りたいときにも重宝します。
細かく切るだけで混ぜ合わせてはくれないので、ここでも泡立て器など撹拌できる道具と併用すると代用品になります。
ミキサー・フードプロセッサーのまとめ
ミキサー・フードプロセッサーの代用品アイテムを紹介してきました。食材や目的によって色々な調理器具を使い分けることがポイント。メリット・デメリット・おすすめ併用品をまとめてみたのでぜひ参考にしてみて下さい。
- ①泡立て器
- メリット▶︎均一で滑らかな仕上がり
- デメリット▶︎手が疲れる・固い食材が潰せない
- 併用品▶︎すり鉢・マッシャー・ハンドブレンダー
- ②ハンドミキサー
- メリット▶︎手が疲れず早い
- デメリット▶︎固い食材が潰せない
- 併用品▶︎すり鉢・マッシャー・ハンドブレンダー
- ③スケッパー
- メリット▶︎切りながら撹拌できる
- デメリット▶︎水分の多い食材は使えない
- 併用品▶︎泡立て器・ハンドミキサー
- ④すり鉢
- メリット▶︎ミキサー・フードプロセッサーより細かい仕上がり、調味料を入れながら味を整えられる、少量の食材でも使いやすい
- デメリット▶︎手間がかかる
- 併用品▶︎包丁・泡立て器
- ⑤マッシャー
- メリット▶︎力加減を変えてペースト状にしたり塊を残すことができ、口当たりを変えられる
- デメリット▶︎力が必要
- 併用品▶︎泡立て器
- ⑥裏ごし器
- メリット▶︎きめ細かく滑らかな食感、他の材料と馴染みやすい
- デメリット▶︎時間がかかり力も必要
- 併用品▶︎包丁・マッシャー
- ⑦ビニール袋
- メリット▶︎洗い物がない・安い・簡単に手に入る
- デメリット▶︎固い食材が潰せない
- 併用品 ▶︎すりおろし器・すりこぎ・めん棒
- ⑧すりおろし器
- メリット▶︎固い食材を潰せる・少量の食材に使える
- デメリット▶︎時間がかかり力も必要
- 併用品▶︎泡立て器・ビニール袋・ハンドブレンダー
- ⑨ハンドブレンダー
- メリット▶︎一度に食材を細かく撹拌できて時短、簡単に移動できる
- デメリット▶︎洗い物に時間がかかる
- 併用品▶︎なし
- ⑩エッグカッター
- メリット▶︎均等に切れる・みじん切りできる
- デメリット▶︎攪拌できない
- 併用品▶︎泡立て器