カッターマットの代用品/ない時に代わりになるものは?

カッターマットの代用品/ない時に代わりになるものは?

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工作などでカッターを使用する時に敷くカッターマット。テーブルを気づけないためにも必要ですね。しかし「カッターを使いたいけどカッターマットがない!」「下に敷くだけだから何かで代用できそう!」という方もいるのではないでしょうか。今回はカッターマットの代用品を紹介していきたいと思います。

目次

カッターマットとは?

まずはそもそもカッターマットとは何なのか、どのような役割があるのか紹介します。

カッターマットの役割

カッターマットは一般的にプラスチック製のものが多く、カッターを使うときに用いられます。柔軟性があるのも特徴です。

テーブルの上で直接カッターを使用してしまうと、テーブルが傷ついてしまいます。傷つけないためにも、カッターマットを使う必要があります。

またカッターマットには1cm単位で目盛りがついているので、図面を描く際や長さを正確に切るのにも役に立ちます。

カッターマットの種類

素材

カッターマットの素材はカッターの刃を傷めてしまわないというのが大前提です。再生オレフィン樹脂もしくは塩化ビニール樹脂という素材からできているものが多いです。再生オレフィン樹脂は強度が強く、焼却する際に有害な物資が出ないという特徴があります。塩化ビニール樹脂はカッターを使用した際、傷が目立ちにくい素材です。カッターマットを長期的に使う予定の方は、塩化ビニール樹脂の方が長持ちするのでおすすめです。

さらに切れ味を良くしたいという方におすすめなのは、プロが使うガラス製のカッターマットです。ガラスのため硬いのが特徴です。切る際にカッターの刃がマットに食い込まないので、とても軽い切れ味になります。強化ガラスでできているので、カッターによって傷がついてしまうということもありません。

サイズ

サイズは大きい順に大判・A3・A4とあります。一般的なサイズはA4のものですが、使用の目的に合わせたサイズを選ぶのが良いでしょう。すでにカッターで切るものが決まっている場合は、それよりも一回り大きいサイズを選ぶと使いやすいです。

カッターマットは100円ショップでも購入することができますが、大きさがA4サイズよりも小さいことが多いです。A4サイズ以上のものは100円ショップでも200円~300円の価格で販売されています。もちろんホームセンターなどでも購入することができます。切るものが小さい場合は100円ショップのものでも問題ないでしょう。

種類は他にも、片面が傷だらけになっても反対面が使える、リバーシブルタイプのもの。持ち運びに便利な二つ折りタイプのもの。トレースのしやすい透明タイプのもの。などがあります。

カッターマットの使い方

  1. カッターマットをテーブルの上に置く
  2. カッターマットに紙をのせる
  3. 紙をしっかり片手で押さえる
  4. 紙をカッターマットで切る

カッターマットの代用を選ぶポイント

カッターマットの役割や種類、使い方を紹介しました。それらをふまえると、カッターマットの代用を選ぶポイントは以下のようになります。

  • カッターの刃からテーブルを守る素材
  • カッターの刃を傷めない
  • 切りたいものをのせられる大きさ
  • すべらないように固定できるか

これらのポイントを基準に代用品を紹介していきます。

カッターマットの代わりになるもの

段ボールでカッターマットを代用

https://twitter.com/Okwdznr/status/1331958288678748162

厚みがある段ボールはカッターマットの代用になります。

いらない段ボールを使って手軽にカッターマットとして使え、使用後はボロボロになっても燃えるゴミとして捨てられるので楽ですね。

段ボールは紙素材なので、カッターの傷はついてしまいます。カッターの刃が段ボールを貫通してしまう可能性もあるので、耐久性はありません。ボロボロになった段ボールを使い続けて、テーブルに傷をつけないように注意してください。ある程度段ボールを使ったら新しいものを使用するか、数枚重ねるのが良いでしょう。

紙はカッターの刃を傷めてしまう心配がないので、その点は心配いりません。

新聞紙でカッターマットを代用

段ボールと同じく紙素材の新聞紙。一枚一枚は薄いですが、数枚重ねて厚さを作れば、テーブルが傷つくことを防ぐことができます。

切りたいもののサイズによって、新聞紙を広げて使うか折りたたんだ状態で使うか調節できますし、丁度いい大きさに合わせられるのが便利な点です。

新聞を取っている方で余っているものがあれば、いざという時でもカッターマットの代用になってくれます。

雑誌でカッターマットを代用

紙素材であり厚さもある雑誌は、カッターマットの代用に適しています。

いらない雑誌があれば、丁度いい大きさのものを選んで使いましょう。

切っているうちに紙も同時に切れ、紙くずが出てしまうこともあります。表紙がツルツルしたビニールコーティングされているものであればその鬱陶しさもなく、ストレスなく使用することができます。

ノートでカッターマットを代用

学生の時に使っていたノートや仕事で使ったノートを捨てずに取っている方は多いのではないでしょうか。もう書くスペースがない、いらないけど特に理由なく捨てずに取って置いた、という方にとってはカッターマットとして使ってしまうというのも手のひとつです。

ノートの表紙はツルツルとした加工がされているので、カッターの刃も滑らかに通ります。問題なくカッターマットの代わりとして使えるでしょう。

下敷きでカッターマットを代用

カッターマットに似ているものといえば、下敷きを思いつく方が多いかもしれません。下敷きの素材は塩化ビニールでできていることが多く、大きさもA4サイズのものが多いので、カッターマットとの共通点もあります。

カッターの刃が貫通してしまう心配もなく、ずれずにしっかり固定することもできます。

しかし下敷きに傷がついてしまうのは避けられないので、カッターマットとして使った後は下敷きとしての使用はできなくなってしまいます。昔使っていた、いらないものがある方にとってはおすすめの代用品です。

デスクマットでカッターマットを代用

机を傷や汚れから守る目的で用いられるデスクマット。カッターマットと同じように、塩化ビニールやオレフィン樹脂などの素材から作られ、すべらないようにできています。

デスクマットは大きいサイズのものが多いので、カッターマットの代用としては切りたいものが大きい場合に適しています。

下敷き同様に、表面に傷がついてしまうのは避けられません。デスクマットとして使わなくなったものをカッターマットの代わりとして使用するのが良いでしょう。

まな板でカッターマットを代用

包丁で料理を切るために使うまな板。使用用途としては、一番カッターマットに近いですね。

まな板にはプラスチック製のものと木製のものがありますが、どちらも使うことができます。

まな板であればカッターの傷がついてしまっても問題ないのが良い点でしょう。

PPシートでカッターマットを代用

ポリプロピレンという素材でできた、PPシートというものがあります。耐久性・耐熱性に優れており、簡単に折り目をつけることができるという点や、半透明という点も特徴です。

中が見えにくい収納ボックスに使ったり、ボックス内の仕切りにしたり、格子状の枠に取り付けて曇りガラス風にしたりとDIYや工作など様々な用途で用いられます。

薄いタイプのものもありますが、0.75mm程度の厚みがあるタイプを使えば、カッターマットの代わりとして使用することができます。

カッターの刃からテーブルを守る役割もあり、ずれにくい、不足なしの万能シートです。100円ショップでも購入できるので、DIY好きな方にとってはおすすめの代用品です。

木工ボードでカッターマットを代用

PPシートと同じく、DIYがお好きな方におすすめな代用品は木工ボードです。

ホームセンターなどで売られている薄めの木でできた板のことです。MDFボードとも呼ばれます。

木なのでカッターの刃が貫通する心配もいりませんし、余った木工ボードをお好きな大きさに切って使用することができます。

しかしカッターマット本来の素材である塩化ビニールなどに比べると、刃の通りや滑らかさは劣ってしまいます。複雑な形に切り取り場合は少し手こずってしまうかもしれません。

紙をシンプルな形に切るだけなど、用途によっては不自由なくカッターマットの代わりになってくれるでしょう。

プラスチック段ボールでカッターマットを代用

プラスチック段ボールというものをご存知でしょうか。

その名の通りプラスチックでできた段ボールのことであり、100円ショップでも売られています。カラーバリエーションも豊富で、簡単にカットして自由自在に組み立てられるのが特徴です。

そのため簡易ボックスや収納棚の仕切り、断熱材としてなど様々な用途で好きなようにDIYすることはできるアイテムなのです。

DIY用にプラスチック段ボールを購入し、その余りをカッターマットの代わりとして使うという選択肢はいかがでしょうか。

アクリル板でカッターマットを代用

アクリル板というと、大きいサイズのものをイメージするかもしれません。しかし厚めから薄めのものまで種類があり、100円ショップではA4サイズの丁度いいサイズのものもあります。

カラーバリエーションも豊富なので、収納の目隠しとしてやオリジナルプレートなどのちょっとしたDIY用に人気が高いのです。

そんなアクリル板の余ったものがあれば、カッターマットの代用としても使うことができてしまいます。アクリル板に傷はつきますが、貫通してテーブルを傷つけてしまうということはありません。

ゴム板でカッターマットを代用

家庭にあるという方は少ないかもしれませんが、ゴム板・ゴムシートもカッターマットの代わりにはなります。

しかしゴムなので切れやすいため、何度もカッターで切っている場所はどんどん貫通していってしまいます。

カッターの刃を傷つけないという点では問題ないので、ゴム板を使用する時は力加減などに注意して、貫通しないようにしましょう。

カッターマットがない時に代わりになるものまとめ

今回はカッターマットの代用品を紹介してきました。

カッターマットはテーブルを傷つけないために敷くものでした。そのためある程度の厚みが必要です。代用品を選ぶ際はカッターの刃が貫通しないような厚みのあるものが適しています。その点では段ボールや雑誌などが身近で代用しやすいです。

素材には再生オレフィン樹脂と塩化ビニール樹脂がよく使われるため、同じ素材という点ではPPシートは共通度が高く、刃の通りや固定のしやすさはカッターマットと同じ感覚で使えます。

その他DIYが好きな方にとっては、余った木工ボードやプラスチック段ボール、アクリル板などを使うという選択肢もあります。

それぞれの特徴をふまえ、参考にしていただければ幸いです。




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