この記事ではキューティクルオイルの代用品を解説。
いざ使おうと思って、ない!ってときにもまだあきらめないでください。
キューティクルオイルがない時に代わりになるものがあなたの家にあるかもしれません。
キューティクルオイルとは?
ネイルや手をきれいに見せるためには、キューティクルオイルでの手入れが必須です。キューティクルとは爪の甘皮のことを指し、キューティクルオイルとは爪の甘皮や爪の周りを保湿し守るオイルのことを言います。ジェルネイルの上からキューティクルオイルを塗ると、ネイル持ちも良くなります。
キューティクルオイルの成分
主原料は植物性オイルです。アーモンドオイルやオリーブオイル、ホホバオイルなどが主流です。また、ヒアルロン酸やその他の天然エキスが含まれていることがあります。
キューティクルオイルの代わりになるもの
キューティクルオイルの使用期間は開封後、半年です。少しずつしか使わないので半年たっても気が付いたらたっぷり残っていたり、いざ使おうと思ったら半年過ぎていたり……なんてことをよく聞きます。そんなとき、わざわざ、またキューティクルオイルを購入するのではなく、手ごろに家にあるものでキューティクルオイルの代わりになるものがあります。基本的にはクリームよりもオイルタイプを選ぶといいでしょう。では、代用品をご紹介いたします。
ホホバオイルでキューティクルオイルの代用
無印良品のホホバオイルはリーズナブルな値段で大容量です。お風呂上りに体や顔にもぬることができ、もちろん手にも優しい保湿効果があります。そんなホホバオイルはキューティクルオイルとしても使うことができます。爪やその周りにも優しく擦り込むようになじませると、充分にキューティクルオイルの代用品として使えます。
ヴァセリンでキューティクルオイルを代用
ヴァセリンはとても高い保湿効果があります。キューティクルリムーバーとしても代用品の可能なヴァセリンは、ひどい手荒れや体の部分の固いところ、例えばひじやひざも保湿してくれます。コスパも良く、手軽に購入できるのも魅力の一つです。そんなヴァセリンはキューティクルにも高い保湿効果が期待でき、ささくれなどにも効果的です。
使い方はヴァセリンを少量取って、キューティクルや爪の周りにぬるだけのとっても簡単な方法です。また、塗ったときに簡単なマッサージをすると血行も良くなり、より保湿効果が高まるでしょう。上記にも示したようにヴァセリンは高い保湿効果を持っていて、多少べたつきが気になる人もいるかもしれません。そのため、就寝前にする、またはヴァセリンを塗ったら専用の布手袋をするのもいいでしょう。
ソンバーユでキューティクルオイルを代用
馬油100%でできているソンバーユは、人の皮膚の構造をしていると言われます。こちらも高い保湿効果を持ち、クレンジング、洗顔、パック、乳液の代わりにもなる万能な商品です。キューティクルの小さな部分にも、保湿が期待できます。
Bioilでキューティクルオイルを代用
Bioilは、お風呂上りや乳液のかわり、また体にももちろん使うことができ、そのついでにキューティクルオイルとしてケアすることができます。
ニキビケアや傷跡にも効果的な商品で値段は少し高くなりますが、効果は抜群です。
Bioilは乾燥に対する保湿効果がとても高いことが特徴です。保湿効果の高い理由は研究からうまれたピュアセリンオイル(エモリエント成分)が配合されているためです。この成分は肌の奥までオイルを浸透させる働きもありますので、キューティクルオイルの代用品にとても適しています。オイルなのにべたつきが少なく、比較的さらっとした使用感です。
メルヴィータ アルガンオイルでキューティクルオイルを代用
アルガンオイルはモロッコのアルガンツリーから取られた木の実のオイル、アルガンオイル配合です。天然由来、オーガニック100%のとても肌に優しいオイルとなっています。アルガンオイルは無香料で初心者にもとても使いやすいオイルとなっています。若々しい手元を演出してくれる、アンチエイジング効果もあります。髪や顔、体にも使えるので、ハンドケアのついでにキューティクルケアをするのもいいでしょう。アルガンオイルにはオレイン酸という成分が入っており、これが乾燥の保湿、荒れの保湿をしてくれます。また、オレイン酸は乾燥予防にもなる成分です。アンチエイジング効果は、主にリノール酸という成分の配合のおかげです。リノール酸は乾燥のバリア機能をあげてくれる効果もあります。
使い方や注意点
キューティクルオイルはこんな人におすすめ
爪のトラブルは見た目が悪くなるのはもちろんですが、痛かったり、かゆかったりと苦痛です。特に爪の周りにささくれができて痛い人、爪の周辺がガサガサと白っぽくなり粉っぽくなる、爪に縦線ができてネイルがうまくできない、爪をのばしてもすぐに割れたり、欠けたりする、二枚爪になる、ネイルのもちが悪い。当てはまる方は爪や爪の周りの水分や油分、保湿不足です。丁寧にお手入れしてあげれば解決するので、ぜひキューティクルオイルでのケアをおすすめします。
キューティクルオイルとハンドクリームの違い
ハンドクリームもキューティクルオイルもどちらも爪や爪の周りを保湿してくれるものですが、オイルとクリームでは得意分野が全く違います。
キューティクルオイル
キューティクルオイルは爪の生え際の美容液のようなものです。そして、キューティクルオイルはキューティクルやその周りに馴染ませることで奥まで浸透させていくことができることが特徴です。また、これからはえてくる爪や、ささくれにも効果的です。
キューティクルオイルは持続して使うことで爪の問題を改善してくれる効果が期待できます。例えば、二枚爪、ささくれ、爪の縦しわなど爪のトラブルはほとんどの原因は乾燥です。キューティクルオイルは、そんな乾燥を防ぎ、また持続して使うことでほとんどの場合、症状が良くなったり、治ったり、健康な爪に近づくことができます。
ハンドクリーム
ハンドクリームは肌表面にとどまって皮膚を保護する、オイルよりも持続時間が長いのが特徴です。ハンドクリームは水分が肌から出ていかないようにするバリアのようなもので肌の乾燥から守ります。皮膚の改善よりも保護の役割のほうが強いのが特徴です。
キューティクルオイルの正しい使い方
キューティクルオイルをぬるのに決まったタイミングはありません。気が付いたとき、少し乾燥が気になった時、手を洗ったときなど1日に何度でもぬってください。ポイントは持続してぬることです。キューティクルオイルはいい香りのするものもあるので、気分転換にもなります。
正しいぬり方
- まずボトルのハケからからオイルを適量取り出します。
- 爪の生え際にぬり、なじませて揉みこみます。
- 爪サイドの皮膚にもしっかりなじませましょう。
キューティクルオイルの注意点
保存方法は直射日光、湿気のある場所は避けて保存しましょう。また、幼児の手の届かないところに保存してください、キューティクルオイルは綺麗な液体のものが多いので誤飲する恐れがあります。
キューティクルオイルがない時に代わりになるものまとめ
キューティクルオイルの使用期間は半年です。少量しか使わないためわざわざ購入しなくても、ホホバオイルやソンバーユなどで代用が可能です。キューティクルオイルとハンドクリームは全く違う効果のあるものです。キューティクルオイルは持続して使用することによって手の状態はみるみる良くなるので、キューティクルケアを習慣づけましょう。