バジルの代用品/ない時の代わりになるものは?

バジルの代用品/ない時の代わりになるものは?

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清涼でスパイシーな香りが食欲をそそり、様々な料理に活用されるバジル。香りや彩りをプラスし仕上がりをワンランクアップさせてくれるため、料理には欠かせないアイテムです。

しかし、毎日使う食材ではないため、いざ料理を作るときにバジルが手元になく困った経験がある方は多いのではないでしょうか。

そういった方々のために、今回はバジルが手元にないときに活躍する代用食材を紹介していきます。

今回紹介するバジルの代用品はあくまでも代用品です。

なので完璧にバジルの役割を果たせるわけはありません。

簡単に手に入るので今日は代用でとどめておき、次回からはしっかりと用意しておきましょう!

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目次

バジルの代用品を選ぶポイント

香り・味

食材によってバジルとは香りや味が大きく異なる場合があるため、選ぶ際には注意が必要です。

自信がないときは少量ずつから試してみるのがポイント。

見た目

バジルは彩りとしての要素も強く、料理の出来栄えに大きく関わってきます。

代用食材の形や色がバジルと似ているかどうかも、判断材料の一つとして考慮すべきでしょう。

バジルの代わりになるもの

パセリでバジルの代用

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バジルがないときの代わりとして多く用いられるのが「パセリ」。

見た目は鮮やかできれいな緑色であり、料理に添えると華やかな出来栄えになるでしょう。

爽やかな香りであることから、香りづけや臭い消しにも効果が期待できます。

バジルのようなスパイシーさはありませんが、見た目や香りの印象が強いため、料理の良いアクセントになるでしょう。

ただし大きく丸い葉のバジルと比べ、パセリは小さくギザギザした葉であるため、見た目のちがいには注意が必要です。

イタリアンパセリでバジルの代用

パセリの苦みが気になる方は「イタリアンパセリ」を試してみても良いかもしれません。
一般的なパセリと比べて苦みが少なく、香りが強いのが特徴です。

クセが少なく食べやすいため、幅広い料理に使うことができます。

普通のパセリと比べて葉が平らなので、見た目はイタリアンパセリの方がバジルに近いです。

パクチーでバジルの代用

タイやベトナムなどでエスニック料理に使われることが多いパクチー。
バジルに見た目が似ており香りも強いため、代用品として使用されています。

ただし、パクチーはクセのある香りであるため注意が必要でしょう。
「カメムシのようなニオイ」「洗剤のニオイ」と表現されることもある独特の香りであり、好き嫌いがハッキリ分かれます。

パクチーを一度に多く使うと、どの料理も同じ味になってしまうと言われるほど香りが強いです。
使う際は少量ずつから試すようにしましょう。

ルッコラでバジルの代用

ルッコラはパスタやサラダなどに使われることが多いハーブで、イタリア料理で広く扱われています。

ルッコラはピリっとした辛味と苦みがあり、ふんわりとゴマのような香りがするのが特徴です。

色味もしっかりついており、イタリアンサラダに生で添えたりパスタに入れたりと、様々な代用レシピがあります。

ゴマの風味を活かした料理を試してみたい方には、ルッコラがオススメの代用品と言えるでしょう。

三つ葉でバジルの代用

日本食の飾り付けとして用いられることの多い三つ葉。
見た目がバジルと似ていることから、代わりの食材として多用されています。

シャキッとした食感や爽やかな香りが特徴で、サッパリとした食感を出すことができます。

和のテイストが加わることで、いつもとは一味ちがう料理を楽しむことができるでしょう。

水菜でバジルの代用

鍋ものやサラダなどの料理に使われる水菜も、バジルの代用品として向いています。

水菜は味や香りがほとんどないため、バジルの強い香りが苦手という方に最適です。

注意点として、風味があまりないので料理の香り付けやスパイスとしては効果を発揮できません。
彩りよくサッパリとした料理の仕上がりになります。

大葉でバジルの代用

大葉は日本食で使われるイメージがあるため意外に思われるかもしれませんが、バジルの代用品として役立てることができます。

大葉は臭み消し効果が高いことでも知られています。
なぜなら、大葉にはポリフェノールが多く含まれており、抗酸化作用で臭みを軽減できるからです。

見た目もキレイな緑色をしている大葉は、料理に彩りを添えるには最適です。
近所のスーパーで手軽に手に入れることができるのも大きなメリットでしょう。

バジルと同じ爽やかな香りですが、バジル特有のスパイシーな風味とはちがった味を楽しむことができます。

大葉で代用したジェノベーゼ風ソースも作ることができます。
和風のさっぱりとした味付けが好みの方は大葉を試してみてはいかがでしょうか。

同じシソ科ですが、バジルは丸くツルっとした見た目で、大葉はトゲトゲしくうっすらと毛が生えています。
見た目や食感のちがいがあるという点には注意が必要です。

セロリでバジルの代用

清涼な香りとほろ苦い風味が特徴のセロリ。
セロリもバジルの代用として使えます。

バジルとは匂いや味が少し異なりますが、セロリの清々しい香りは料理の良いアクセントになるでしょう。

臭み消しとしても有効で、茎と比べて葉の方が香りが強く効果が高いです。
料理の臭みを消す目的であれば、葉っぱの部分を多く入れることをオススメします。

バジルと同様に生のままちぎってサラダに添えることで、料理が一段と華やかなになるでしょう。

関連記事:セロリの代用品/セロリに似た野菜や代わりになる野菜は?

セージでバジルの代用

近所のスーパーなどであまり見かけることがなく、日本人にはなじみの薄いハーブであるセージ。
米国では主にソーセージや肉の香り付けとして用いられます。

楕円形で丸みがある葉っぱなので、バジルとよく似ています。

香り付けとして活躍するセージは、ヨモギのような強く独特の匂いであり、アロマとしても人気が高いです。
また、セージの成分にはポリフェノールの一種であるカルシノン酸が含まれているため、高い殺菌効果を有しています。

関連記事:セージの代用品/ない時の代わりになるものは?

タイムでバジルの代用

バジルとタイムは、同じシソ科の中でも特に似たような香りを持ったハーブです。

バジルと同じく、肉や魚を使った料理に添えることで香り付けの効果を発揮してくれるでしょう。
タイムは香りが強いため最初は少量から使い始めて、徐々に量を増やしていくと失敗が少なくなります。

「バジルの香りが好き!」という方は、タイムがもっとも適した代用品と言えるでしょう。

タイムは茎から細かく小さな葉が茂っており、バジルと見た目が大きく変わるため注意が必要です。

オレガノでバジルの代用

オレガノもバジルとよく似た香りになるため、代用品として使用できます。
見た目も丸みがあり、バジルとよく似ています。

バジルと同様トマトによく合うため、ピザなどのトマトを使った料理には最適の代用品と言えるでしょう。

ただしオレガノはバジルと比べてやや香りが強いため、少なめの分量に調節した方がよいかもしれません。

青のりでバジルの代用

粉末のバジルを使用する場合は青のりでも代用できます。

粉状のバジルと青のりは見た目がほとんど変わらないので、バジルが手元にない時は試してみると良いでしょう。

ただし、青のりとシソ科のバジルとでは全く別の風味であることには注意が必要。
磯の香りの青のりに対し、バジルはシソに似たスパイシーな香りです。
香り重視の代用品をお探しの方にはオススメできません。

ほうれん草でバジルの代用

ほうれん草を使うことでバジルの代わりになります。

バジルのようなスパイスとしての役割は期待できませんが、バジルと見た目と似ているため、パスタやピザに添えると馴染んでくれることでしょう。

味は別物ですが、バジルの代わりにほうれん草でジェノベーゼ風のソースを作ることもできます。

春菊でバジルの代用

バジルのような清々しい香りは出せませんが、春菊も代用品として利用されています。

ジェノベーゼパスタを作る際にバジルの代わりとして用いられることが多く、ほろ苦い春菊のオトナの風味が楽しめます。
ジェノベーゼパスタ以外にも、ガパオライスに春菊を使ったレシピもあります。

ローズマリーでバジルの代用

臭み消しや香り付けの効果が高いローズマリーも、バジルの代わりとして使うことができます。
バジルと同じシソ科のローズマリーは、みずみずしく爽やかなハーブの香りが特徴です。

香りが強いため肉や魚料理の臭み消しに効果を発揮しますが、入れすぎると香りが強くなりすぎるので注意が必要。

ローズマリーは茎から扇状に生えた細長い葉が特徴ですので、バジルの葉とは見た目が異なります。

ローズマリーはバジルに比べ臭みをとる効果が圧倒的に高いため、臭みのつよい食材を扱う場合に適した代用品といえるでしょう。

ペパーミントでバジルの代用

紅茶に混ぜて飲んだりすることが多いミントですが、バジルの代用品として使用可能です。

ミントの中でも「ペパーミント」はエスニック料理との相性が良いため、同じくエスニックの定番ハーブとして知られるバジルの代わりが務まります。

葉の形も丸くツヤツヤしているため、バジルによく似ています。

爽快感バツグンのクールな香りですが、風味の刺激が強いため慣れるまでは量を調節していく必要があるでしょう。

バジルの代用にならないもの

生姜はバジルの代用にならない

日本人にとって臭み消しの定番といえば「生姜」。
スーパーなどで手軽に購入できるため、重宝している家庭は多いのではないでしょうか。

しかし、バジルと生姜では香りのちがいが大きく、代用品としては向きません。
シソ科のハーブであるバジルは独特のスパイシーな風味である一方、薬味として用いられる生姜はウッディーな甘い香りとピリっとした辛味が特徴です。

見た目に関してもバジルの色鮮やかな緑色に対し、生姜の飴色と全くちがいます。

料理の風味や彩りが大きく変わってしまうため、生姜はバジルの代用にはならないでしょう。

ローリエはバジルの代用にならない

シチューやカレー、ポトフなど、煮込み料理には定番のハーブとして人気の高いローリエ。

ローリエに味はなく、「香りの葉」と言われるくらい匂いの強いハーブになります。
香りが強いため、臭い消しや風味付けの効果としてはバジルの代用は可能です。

バジルの代用として向かない理由としては「見た目」でしょう。
色鮮やかな緑色のバジルと比べて、ローリエは薄暗い茶緑色。

料理の出来栄えがバジルとは変わってくるため、ローリエはあまりオススメできません。

関連記事:ローリエ(月桂樹)の代用品/ない時に代わりになるものは?

結論

バジルの代わりになるもの

  • パセリ
  • イタリアンパセリ
  • パクチー
  • ルッコラ
  • 三つ葉
  • 水菜
  • 大葉
  • セロリ
  • セージ
  • タイム
  • オレガノ
  • 青のり
  • ほうれん草
  • 春菊
  • ローズマリー

バジルの代わりにならないもの

  • 生姜
  • ローリエ

バジルの代用品はあくまでも代用品

今回紹介したバジルの代用品はあくまでも代用品です。

なので完璧にバジルの役割を果たせるわけはありません。

簡単に手に入るので今日は代用でとどめておき、次回からはしっかりと用意しておきましょう!

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