ネットで洋服のお買い物をされる方増えていますよね!その時生じるサイズ問題ですが、悩んで選び、届いたものを着たらキツイ…そんな経験ありませんか?今回はそんな洋服をお蔵入りさせない為にゴムを伸ばす方法を調べていきたいと思います。
ウエストゴムを伸ばす方法
ウエストのゴムがきついと不快感がありますし、体に痕がつくほどきついと血行にもよくありません。
ですが、ウエストゴムは生地に直接縫い付けられていることが多いので、すべて外して縫い直すと大がかりな作業で、時間がかかり、裁縫が苦手な方はうんざりしてしまうのではないでしょうか?
そこでウエストのゴムを伸ばす方法としてあまり手間のかからない方法として
- ウエストゴム部分を伸ばして椅子の背もたれやハンガーに履かせる
- アイロンでウエストゴムを伸ばす
もう履けないかなと諦めたり、お直しに出す前にこちらの2つをお試しになってみていただければと思います。
ウエストゴム部分を伸ばして椅子の背もたれやハンガーに履かせる
椅子の背もたれ部分やハンガーにウエストを伸ばしたいパンツなどを履かせるようにかぶせて最低24時間は放置してください。
履くまでに時間に余裕がある場合は、まずお試しいただければと思う方法です。
もっとも手軽な方法ではありますが、24時間たってもあまりウエストに変化がない場合は、さらに置いておき、暖房器具を使用する時期でしたら、暖かい場所に置いておくと、なお良いです。
少しだけ伸びてくれればいい場合や、ウエストに使用されているゴムの太さがあまり太くなければ有効な方法だと思います。
また熱を使用しないので生地を傷める心配がありません。
素材によっては熱を加えてはいけないものもありますので、どんな素材でもまずはお試しできる方法ではないでしょうか。
ただし、すぐに履きたい場合や、3cmくらいウエストのゴムを伸ばしたい場合ですと、あまり効果を感じない場合がありますので、次にご紹介する方法をお試しいただければと思います!
アイロンでウエストゴムを伸ばす
ユニクロのレギンスがどうしても履きたくて、ウエストのゴムを切ろうかと思っていたのだけど、アイロンの熱で劣化させて伸ばすという超画期的な方法を見つけて実践。その効果に感動した。
— まみほ@ムチムチ肉まん (@kpacnbar) September 7, 2019
スチームアイロンを使用してウエストゴムを伸ばす方法です。
試してみて感動したという声がとても多いようです!
こちらはゴムは熱に弱いという特性を利用した、かなり変化も感じる方法になります。
用意するもの
- アイロン
- アイロン台
- 当て布(生地によってはあった方が傷みを防げるので)
スチームアイロンを使ってウエストゴムを伸ばす方法は
- アイロン台にウエストを伸ばしたいものを裏返しの状態で履かせましょう。(生地の傷みが裏返しにしておけば目立たないので)
- このとき、ウエストゴムがピーンと伸びるようにアイロン台にセットしてください。
- ウエストゴム部分に当て布をしながら高温スチーム状態にしてアイロンしましょう。
アイロンは横方向に10cm間隔で10秒ずつくらいゆっくりかけていきます。
すると平置きの状態で3cmくらい伸びます。
ウエスト全体だと6センチ伸びることになります。
アイロンをあてる時間はだいたい15分くらいで、ゴム回りにゆっくりあてると、このくらいの効果を得られます。
綿100%の素材だといいのですが、化学繊維が使用されている洋服も多いかと思いますので、必ず裏返し、当て布をあてて行いましょう。
サテン生地など、熱に弱い素材は溶けてしまう恐れもあるので、タグの表示を確認してアイロン不可のものはやめておきましょう。
ポリエステルと綿素材のパンツだと、ウエストゴムの裏側ですし、当て布をすれば色の変色など気にならないようです!
ウエストゴムを伸ばす簡単な応急処置
アイロンがない場合もあるかもしれませんよね!
そんなときはドライヤーはいかがでしょうか?
ドライヤーなら応急処置としてアイロンよりも気軽にできるのではないかと思います。
またホテルなどにもドライヤーはあるので、出張や旅行中にも応急処置としてお試しいただければと思います。
ただし、アイロンの高温が180℃~210℃なのに対し、ドライヤーは最近のものは髪のダメージを減らすために高温になりすぎないように設定されているので、40℃ほどしか温度が上がりません。
ですので、最新のドライヤーよりも、簡易的な少し前の型のドライヤーのほうが高温の風が出ますので、ウエストゴムを伸ばすことに適していると思います。
用意するもの
- ドライヤー
- ウエストゴムをピンと張っておけるもの(アイロン台や椅子の背もたれや椅子の脚部分でも可)
- 霧吹き
アイロン台があればいいのですが、なければ椅子の背もたれや椅子の脚にパンツやスカートなどゴムを伸ばしたいものを履かせるようにセットして固定してください。
やり方をまとめていきたいと思います。
- ドライヤーもアイロン同様、熱をあてるので生地の傷みが目立たないよう洋服を裏返します。
- アイロン台やウエストゴムをピンと張った状態にできるものにウエストゴム部分を固定します。
- 霧吹きをゴム部分に吹きかけてからドライヤーで加熱します。
- 冷ましてゴムの伸びを確認します。
ドライヤーは温度が低いため、熱が伝わりやすいように霧吹きなどでゴム部分を濡らしてから風をあてていきましょう。
こちらも10cmごとに、20秒ずつくらい、しっかりゆっくり温風をあてます。
この風を当てる時間はドライヤーの性能によって違いがあり、リーズナブルなタイプのドライヤーですと、50℃くらいの高温の温風が出ますので、作業時間が短く済むでしょう。
しかし性能の良いドライヤーですと、髪の為に温度があまり上がらない設定になっていたりしますので、風をあてる時間はその分長くなります。
10分から30分程度風をあてたのち、冷ましてからゴムがどのくらい伸びたか確認してみましょう。
伸びがいまひとつでしたら、再度風をあててください。
まとめ
今回はウエストゴムがきつい時のゴムを伸ばす方法や、応急処置についてもまとめていきました。
ウエストゴムを伸ばす方法は
- ウエストゴム部分を伸ばして椅子の背もたれやハンガーに履かせて伸ばす
- アイロンでウエストゴムを伸ばす
椅子の背もたれやハンガーで伸ばす方法は手軽なので、まずは試してみていただければと思います。
熱も使わないので、どんな素材のものでも試すことが可能です。
伸びがもっと欲しい場合や、履くまでに時間がないときは、アイロンの熱でゴムを伸ばす方法が、アイロンをあてる時間や使用されているゴムによっては、3cmくらいを15分ほどで伸ばすことが可能です。
ただし、熱に弱い化学繊維を使用しているものもありますので、タグの表示を確認して、溶けてしまうような繊細な布にはアイロンはあてないようにしましょう。
応急処置としてウエストゴムを伸ばす方法としてドライヤーをあててゴムを伸ばす
アイロンがなかったりする場合は、ドライヤーの熱でウエストゴムを伸ばすという方法もあります。
椅子の背もたれやハンガーに履かせておくよりも、時間短縮な上、ある程度の効果を得ることが出来ますので、応急処置としてお勧めしたいと思います。
アイロンよりは温度が低いので、霧吹きで濡らしながらゆっくり時間をかけてゴム部分に風をあててください。
ウエストゴムについてのみお伝えしましたが、応用として、ヘアバンドやブラジャー、水泳帽子などにも上記の方法は使っていただけますので、ゴムがきついと感じるものにお試しください。
ウエストゴムがきつい状態で履いていると快適ではないですし、体にも良くないので、素材や伸ばしたい長さなど考慮しながらお試しいただければと思います。